記念日に書くやつ

King&Prince の記念日に書くやつです

こんなのを、愛とも言えそうだ

神宮寺勇太君がデビューしてから毎年書き続けている、誕生日を祝うブログ。

今年はなにを書こうかなって。

 

君にとっては全編英語詞の曲を発表したり、ドラマに出演したり、11月には単独初主演の舞台があって、チャレンジの年だったのかもしれない。

 

でも、私にとってこの1年、というかここ4ヶ月ぐらいのことだけど。

人生で初めて本当に、死にたいという感情を知った年だった。

わけもなく涙が流れて、とめられなくて、どうしたらいいのかわからなかった。

 

他人に責任があるわけではなくて、自分の行動に原因があることが何より辛かった。

仲の良かったフォロワーさんからも「もう貴方と関わりたくないです」と連絡をもらった。

もしかしたら仲が良かったと思っていたのは自分だけで、向こうは小さい不愉快な出来事が積もり積もって今回のことでうんざりしたのかもしれない、とかそういうことを考え出すともう止まらなかった。

 

自分が傷つけられることより自分が他人を傷つけてしまったことの方が心にきた。

私が起こしてしまった波に、フォロワーさんが「だるい流れ」と言っていた。

たくさんの反応の数が、私に傷つけられた人数のように見えた。

 

多分、踏切とかで誰かに背中を押されれば死ぬことを選んでいたかもしれないあの日々で、私は君をみることができなかった。

ファンとして良くないことをしたと思った。君が誇れるファンでいたかったのに。

私は間接的にアイドルとしての君に傷をつけてしまったのではないかと思った。

 

ごめんなさい。私がネットで行動するとき、他人は『私』ではなく『君のファン』だと認識するのに。

一時的な怒りと悲しみに捕らわれて、正しい表現ができていない文章を書いてしまった。

たとえ多くの人の意識が変わったとしても、私が誰かを傷つけ不快にさせたことに変わりはない。

 

これから君を応援し続けるにあたって、私には気をつけなければいけないことがある。

まずは、怒りや悲しみに捕らわれたまま行動しないこと。私の怒りや悲しみで誰かを傷つけないこと。

 

そして、言葉には力があると信じ、その力を正しいことのために使うこと。

 

たとえ私のその力が弱かったとしても、この世にはバタフライエフェクトというものがあるのだからいつでも自分の最善を尽くすこと。

 

私のあのブログは、時が経つに連れてみんな忘れていくだろう。

当時はサイトも開けなかったしエゴサも出来なかったけど、今エゴサしたらもう誰もツイートなんかしてないし閲覧数もそんなにない。

 

でも私は覚えている。

覚えているのだから糧にしなくては。

私は知ったんだ、自分が何か間違った行動をしたときに注意してくれてまた共に歩んでくれる友人のいることがどれだけ心強いかを。

友人とはいえ他人を信頼するということはすごく難しいことだと思う。

人は人に期待してしまうから、期待を裏切られた時に憎しみや怒りや悲しみが生まれる。でもきっと私の友人は私を信頼してくれていたんだと思う。方法を間違えただけかもとか、本心は他のところにあるかもと考えてくれたのかもしれない。この時は間違えていたけれど反省して変わるだろうと。

 

だから私も、君に「期待」ではなくて「信頼」をしていたいと思う。

君が間違うとは思えないけれど、生きているんだから間違うこともあるときにはある。

 

そんな時でも私は君を信頼していたい。

友人が私を信じてくれたように、私も君を信じたいと思う。

私が10年みてきた神宮寺勇太というアイドルは信じるに値する人間で、自分が悪くても悪くなくても起こった失敗は糧にして成長できるのだと。

私に出来たんだから君に出来ないわけがない。

 

今年の君の誕生日は、私にとって特別になった。

きっと今年のことは忘れないだろう。

 

大好きで尊敬している君の顔に泥を塗ったこと、それでも変わらずに私を信じてくれた友達がいたこと、私が元気に過ごしていても死にたくなっていても世界は変わらないこと。

 

世界というのは生きていくにはあまりに暗い影が落ちすぎている。

当たる光が強ければ強いほどその影は濃くなり、私には君の足元に落ちる影の色を想像できなくなっていく。

 

それでも、

君のことを信じています。

私は14歳の君も信じていたし、24歳の君も信じています。

 

どうか、君の信じる道を歩んでください。

その道が、私の信じる道になります。

 

君の見たい景色を見に行ってください。

その景色が、私の見たい景色になります。

 

いつでも、君の背中を押せる存在でありたいです。

君の行きたいところに行ける、自由に羽ばたくための翼でありたいです。

 

私は君が羽ばたくための翼の中の一つの羽根で、時が流れていつか抜け落ちてしまうのかもしれないけれど、それでも、今の君を構成するひとつのパーツでありたいです。

 

私たちはひとりひとりがバラバラの羽根だけど、君という存在で繋がっているひとつの翼だ。

アフリカには「早く行きたいなら一人で行け、遠くに行きたいならみんなで行け」ということわざがあるらしい。

君という存在は一人かもしれないけれど、君が遠くに行くための翼になっているのは私たちだ。

君ひとりで遠くに行かせたりしない。

 

どんなに遠くでもどんなに暗闇だろうと、君の背中には私たちがついていて手を取り合っていること。

私たちは影響し合っていて、遠くへ行くときは君と私たちで風に乗ること。

 

そのことを、いつでも忘れないでいてほしい。

私も、忘れないから。

 

改めて、24歳のお誕生日おめでとう。

私にとって忘れられない今年の君の誕生日。

大好きなアイドルとしての君を傷つけた過去はなくならないけれど、それでも、信じていてほしい。

君の翼に生えているひとつの羽根はいつか抜け落ちるその日まで、君を支え続けると。