記念日に書くやつ

King&Prince の記念日に書くやつです

今日、君は25歳に。

神宮寺勇太くん、25回目のお誕生日おめでとう。

人生100年時代になったから今年で4分の1が過ぎたわけだけれども、君はどんな大人になったかな。

私と同じでまだ大人になった感じはしなかったりして。

 

 

24歳の年は君にとってどんな一年になったかな。

 

夢のひとつだったドームにも立ったよね。

ご縁があって行かせていただいたんだけど、あの大きな会場にいる人みんなKing & Princeが好きなんだって思って泣いちゃった。

君たちはこんな大きな会場を埋めてもまだ当たらない人がいるぐらい大きなグループになったんだって。

 

あとは主演ドラマも頑張ったね。

話も恋愛だけに偏らず真面目にまっすぐ仕事にも向き合う城くんのキャスティングは君にピッタリだったと思う。

君の周りの大人たちが君のことをよく理解してくれていることが伝わってきて嬉しかったな。

 

 

最近ね、キンプるを見てて思ったんだ。

あの1人企画は本当に君にとてもよく合っているよね。

最初はキャラを掴んでもらえていなくて名前から連想した安直な企画だったのかもしれない。

それでも周りの空気を穏やかにする君の雰囲気は神社やお寺の雰囲気とよく合っていると思う。

住職さんや神主さんが優しいのは職業もあるだろうけれど、神宮寺くんならと特別なことを許してくれるのは君が礼儀正しくていい人だからなんだろうね。

 

『名所から一番近い家』でも思っていたんだけれど、あまり外部の人と関わりがないだろうからアポ無しで一般の方にインタビューするたびに少し心配してしまうんだよね。

それは君が粗相をしてしまうんじゃないかということじゃなくて、世の中には何もしてなくても怒る人や不機嫌な人がたくさんいるから君が傷つくんじゃないかと不安になるんだ。

過保護なのかもしれないけど、大好きな人が理不尽に傷つくところなんて見てられないからね。

 

この前のキンプるで大きなボーリングのピンを置いているお家の方に声をかけた時、よく声をかけられるであろうおじさまは一言目に「またYouTuberか?」って言ってたよね、ちょっと心臓がヒュッてしたの。

おじさま、きっとこれまでに嫌な思いをされたんだろうなぁって言い方だったから。

でもカットが変わったらなんでピンを置いてるか説明してくれて、気がついたらきゅうりもご馳走してくれて、おうちの敷地にある神社にもお参りさせてくれて、もう。

 

君がどれだけ雰囲気のいい子か、伝わってきすぎて笑っちゃったよ。

どれだけ無害そうな雰囲気の子なんだよ、君は。

もしかしたらカットされてただけでこれまでも断られたり嫌なムードになったこともあるのかもしれないけれど、アポ無しで訪れた君と嫌な顔をして話してる人を見たことがないんだ、本当に。

 

 

 

わたしは、アイドルとして自分のファンを大切にして幸せにしようとしてくれて、たくさん愛してくれる神宮寺勇太くんしか見たことがなかったわけだけれども。

アイドルの神宮寺勇太を知らない人にとって、君は名も知らぬただのひとりの人間で、会って話して初めてどんな人か知ることになるんだよね。

そんな人たちがみんな嫌な顔ひとつしないの。

お話ししてくれて、お家や職場にいれてくれて、ご飯やおやつをくれたりする。

絶対いい人じゃん。感じ悪い人にそんなことしないよ。

 

 

前にね、ジャニーズの子が好きなんですって職場のおじさんに言った時に「見えてないところでは態度悪いかもよ」って返されたことあるの。

それでもいいって思ってた。

だって私の中の正解のアイドル像を持っている君は、人前に立つ時はその正解を叩き出せるわけで。

見えてないところは知らないから、見えてるところで正解の動きができるなら本人は正解を知っててやってるわけで。

それならそれでもういいじゃんって思ってた。

でも君はきっと見えてないところでも、アイドルじゃなくても、正解を選べる人なんだろうね。

人も自分も不快にならないような道を選んでる、それが意識的なのか無意識なのかは分からないけれど。

 

 

私たちは少しずつ大人になってきて、君は今日25歳に。

わたしはもうすぐ26歳になる。

社会に出て4,5年経って、後輩もどんどん入ってくる。

若手という言葉さえ使いづらくなってきた。

君を好きになったのは中学生の頃だったから、わたしは君がどんな大人になるか知らなかったわけだけれど。

それでも君を好きになって間違いなかったなって最近よく思う。 

 

 

どんなアイドルを見ても、どんな人を見ても、かっこいいな面白いな素敵だなと思っても、君を越える人はいないんだ。

他の人に感じる「恋愛感情は3年しか続かないというし、この感情は一時的なブームであっていつかこの人に失望したり興味を無くしたりすることがあるかもしれない」という恐怖が君には全くないんだ。

まさしくこれは「信頼」という言葉に置き換えられると思う。

 

 

今まで君が選んできた正しい選択の数だけ、わたしは君を信頼している。

「デビューするまで辞めない」と宣言したこと。

どん底に落ちても本当に辞めなかったこと。

毎日直談判しに行って自分たちでデビューを掴んだこと。

グループに関わることは自分たちで決めていること。

ライブやテレビでの振る舞い方、雑誌での受け答え、ファンとのやりとり。

少しずつ少しずつ、小さな選択が積み重なって、わたしは君を信頼している。

 

「信頼するに値する人間だ」と思ったんだ。

 

きっと君は他の人との関わりでもそうやって信頼を得ていっているんだと思う。

 

 

 

そういえば今は君がライブの演出をしていることを誇りに思っているけれど、最初はとても不安だった。

演出というのはどうしても不平不満の矢面に立ってしまうものだ。

人の意見をまとめて一本化して、時には強く意志を貫かなくてはいけないし、動いている人が多ければ多いほど摩擦は増える。

潤くんとの出会いも代表で選ばれてというより時間の都合が合ったから行ってきたという感じだったし、君が望んでいないのに重責を負ってしまうことになるんじゃないかと、勝手に心配してたんだ。

メンバーから嫌われることはないだろうけれど、きっとスタッフには嫌われてしまうのだろうなぁって。

それはしょうがないことだと思ってたの、すごい演出をするにはスタッフさんにはきっと無理難題を押し付けてしまうことになるだろうから。

 

 

でもメカアームの話を聞いた時、もしかしてスタッフさんにも信頼されてるんじゃないかなって思ったの。

わたしはあれを勇太さんが思いついて提案してスタッフさんに作ってもらったものだと思ってたんだけど、君はインタビューで「ファンのみなさんのもっと近くに行きたいのだけれどどうしたらいいかな?と聞いたらこういうのはどうですか?と提案されたので作ってもらいました」と言っていたよね。

あんなものを新規で作るのは相当大変だろうに、わざわざ自分たちから提案して作ってくれるなんて相当君たちのこと好きだよ。

 

潤くんは圧倒的カリスマ性で演出をしていたけれど、君は圧倒的統率力で演出をしているのかもしれない。

メンバーにこれをやってみたら?と提案することも多いようだし、この演出はこのメンバーが考えました!と教えてくれることも多いよね。

人が出した意見を綺麗に受け止めて綺麗にまとめる力があるんだろうね、演出というお仕事をもらってから気づいた能力なのかもしれないけれど。

きっとメンバーだけじゃなくてスタッフさんの意見もたくさん聞いてたくさん話し合って演出というお仕事をこなしているんだね。

 

 

メカアームの話みたいな「他の人からの信頼」が垣間見えた時、わたしはまた、君を好きになって間違いなかったなと思えるんだ。

結局見えないところはメンバーやスタッフさんの話から知るしかないけれど、それでもやっぱり君が信頼されていることが伝わってくるんだ。

 

わたしが大好きで信頼している神宮寺勇太という人間は実際に接している他の人にとっても信頼に値する人間なのだとわかる度に嬉しくなる。

 

わたしも、君が信頼して愛していられるファンでいたいと思うんだ。

 

 

君は25歳になって、わたしが思い描いていた以上に素敵な大人になりつつある。

自分ではあんまり変わりないように思うのかな。

でもわたしにはそう見えるよ。

君は君が思う以上に素敵な大人になっていってる。

 

 

来年はグループ5周年の記念の年だね。

きっと今から準備で忙しくしているんだろうけれど、体調には気をつけてお仕事を頑張ってください。

君は体力もあるし違うのかもしれないけれど、もうわたしたちはもう昔みたいに早く傷や病気が治ったりしないし免疫力とかも低下してるからね。

これからは体力的にはどんどんできないことが増えていって仕事的や経験的にはどんどんできることが増えていくんだろうね。

おじいちゃんやおばあちゃんになるまで、君のことを好きでいたいよ。

将来が不安なこの世界で、君たちは未来を感じる光なんだ。

わたしたちを、見たことない景色にまで連れて行ってくれると信じてるよ。

 

 

神宮寺勇太くん、改めて、25歳のお誕生日おめでとう。

実はわたし、昨日も今日も出張だからSNSでしか君をお祝いできないんだ。

なんならあと30分で日付が変わるという時に帰ったのだけれど、起きていられなかったから本当にお祝いできていなくてなんだか寂しいよ。

すごいよね、仕事で君のお誕生日が充分に祝えないなんて本当にわたしたち大人になっちゃったんだよ。

でもこれからも、君のことを信頼して大好きなことにきっと変わりはないよ。

今年も素敵な一年にしようね。