記念日に書くやつ

King&Prince の記念日に書くやつです

私の青春、King&Princeへ

 

 

私の青春、King & Princeへ


私の青春が、明日終わる。

終わるというか、なんというかだけれど、永遠なんてものはなくて形の変わらないものもないのだと知った。


君たちはまさしく、私の青春だった。

君たちと一緒に、大人になってきたから。


この青春に終わりなんてないと思っていたけれどいつか終わるから「青い春」と書くのかもしれない。


いつから、君たちがいることが当たり前になっていたんだろう。

いつ誰が辞めてもおかしくなかったあのJr.の日々を抜け出してからもう5年。

げんきくんがいないことにもいつの間にか慣れてしまって、これから君たちが国民的アイドルになるのを信じて疑っていなかった日々。

不安にすらならなかった。君たちがいる毎日が当たり前の景色になっていたから。

高い空とか白い雲とか、海とか風とかそういう、いつもなくなることのないものの一部になっていたんだと思う。


大切なものはなくしてから気づくとよく言うけれど、なくしてから大切なものだったと気づく時と、大切だと元からわかっていたものがなくなるのに自分が何もできない時とどちらが辛いのだろう。


この半年、いろんなグループと比較されたり共感されたりしたけれど、私たちが過ごした青春と今のこの苦しさのすべてが大切だから他の誰とも同じにしないで欲しい。

似た境遇になってしまった先輩達のファンだけの痛みがあって、King & Princeのファンである私たちだけの痛みもあるはずだ。

それは似ているかもしれないけれど、同じじゃない。

私たち以外の、他の誰であろうとこの痛みを癒すことも分かち合うこともできないんだ。

でもいつかこの私たちだけの傷が、私たちだけの絆になる時がくるかもしれない。


だから、君たちと過ごした青春のこと、忘れたくない。

本当は5周年だから5人ひとりずつに向けて今までとこれからの気持ちを書こうと思っていたのだけれどもっともっと特別なブログになると思う。

もうしばらく、ブログを書くことはなくなるかもしれないし。


本当はこのブログも書きたくないよ。

書き終わったら、終わりが来るから。

でもね、ラストのテレビパフォーマンスで君たちがキラキラの笑顔で手を振ったあの最後を見てすぐ、笑顔で手振らなきゃ!って思えたんだ。


19日もすごく泣いた、大人になってもこんなふうに泣くんだってぐらい子どもみたいに泣いた。

20日もすごく泣いてた、君たちの震える声と流れる涙と愛に満ちた表情に耐えられなかった。

吐きそうになるぐらい泣いてた。

申し訳ないけど身近な誰かが死んでもこんなに泣かないってぐらい泣いてた。

正直テレビの画面なんて見てらんないぐらいだったんだけど、君たちがあんまりに晴れやかな顔してるから「あぁ、もう前を向いてるんだ」って安心というか納得というかそういう、あたたかい気持ちになれたんだ。

最後のコメントをしておっきい声でバイバーイって手を振ってくれた神宮寺勇太くんをみて、すぐテレビに向かって手を振った。

1秒前まで泣いてたけど自然と、笑顔で手振んなきゃ!って思ってバイバーイって笑顔で手振ったの。

また、すぐ会えるよって思えた。

不思議だよね、すごく悲しいことがあったとしても君たちを見ればすぐ笑顔になれたんだ。

 


だからね、お別れとは思わずに今の気持ちを素直に書くよ。

 

 

 

 


カイへ

 

いつもKing & Princeの末っ子をしてくれてありがとう。

可愛いカイにいつも救われているよ。

君がとても不安症だからこそたくさん努力していること、いつも思い出して胸が苦しくなるんだ。


最初の印象は「うわ〜スゲェ子きた〜」だった。

帽子のツバ後ろにして被ってるし、ゴツいネックレスつけてるし、なんかフラフラ揺れながら立ってるし、この子なんでジャニーズ入ったんだろうって思った。

でも喋り出したら声変わりもしてない超絶キュートな声してて本当にごめんだけど死ぬほど笑った。

今思えば服装は君が頑張ってきたダンスジャンルの影響だったし、フラフラしているのは緊張してじっとしていられなかっただけだし、特徴的な声は君の武器になった。


ねぇ、カイ。

私は最初の頃、君が本当に怖かったんだ。

爆速で神宮寺勇太くんの横に並んだ君の存在が本当に怖かったんだ。

ジャニーズだと気に入られることさえ実力のうちだから、ダンスが上手ければジャニーさんに気に入られればドンドン前にいける。入所してすぐにソロで踊ってしまった君が本当に怖かったんだ。

この子は神宮寺勇太くんがジャニーズに入ってからやってきたことを入所する前にもう積み立てているし、それどころかものすごいアドバンテージを持っているんだって。

初めはsexy boysの後ろから。そこから徐々にセンターに近づいて、たくさんの子たちと組んで、いろんなユニットを転々として。

そこから君は関西から来た人気のシンメとよく組むようになった。謎メンツでクリエ公演もした。今思うとKing & Princeのメンバーだったけど。


たぶん、カイは神宮寺勇太くんにとって初めてガッツリ関わる「年齢も入所も下の後輩」だったと思う、愛弥と2人だけだったけど。

自己紹介を2人で不安そうにしていたのを覚えてる。愛弥とすぐ離されていろんなJr.のユニットを転々としていた時はどれだけ心細かったんだろう。

今でこそ大きな転機だったと思えるけれど、その時の君にとってMr.KINGになったことはどれだけ大きな出来事だったんだろう。


最初の頃は、本当に辛かったと思う。

私は側から見ていただけだけれど、入所したばかりでソロも踊ってユニットに入って関西の人気シンメ2人と組むなんて修羅の道すぎるだろって。

しかも高橋も海人も多いから、なんて呼んだらいいのかさえわかってなかった。

だから、なんとも呼んでいなかった。高橋海人って呼んでた。

愛情も何もなかったのかもしれない。本当に遠目から「あれがエリートコースかぁ」ってやつ。神宮寺勇太くんだって結構なエリートなんだけどさ。


小さくて声変わりもしてなかったカイが、いつの間にか身長も伸びて声がわりもして『髙橋海人』という新しいジャニーズのジャンルを作ったような気がしてた。

他の誰にも代えられないキャラクターだと思う。


可愛くてさ、弟みたいって可愛がられて。

作りたくても作れないキャラクターを持ってるのに、甘えるだけじゃなくて自分が自信のあることではグッと引っ張ってくれる。

カイがね、ダンスとかアートとか、これまでの経験で培ってきた実力と自信を見せてくれる時の顔が好きなんだ。

あの頃、不安そうに揺れていた瞳が、キラキラ輝いてまっすぐに前を向いているのを見ると安心する。


いつだったかな、「カイすごいねって褒められたいから頑張るんだ」みたいなことをレッスン室の端でしゃがみこんで話していたのを見た時、なんて危うい子なんだろうって思った。

「他人に褒められたい」が頑張る理由だったらいつか壊れる。できることが当たり前になれば褒められなくなるから。

いつだったのかな、それが「メンバーやファンのために、何より自分が好きだから頑張るんだ」になったのは。どちらが正しいとかじゃないけれど、カイにはそっちの方が合っている気がするよ。


私ね、4月3日のMr.福岡公演にご縁があって行ったんだ。

福岡のPayPayドームがね、黄色のペンライト一色になるのを見たし、私もその光のひとつになれたんだ。

泣いちゃったよ、同期も少なくて関東のファンにも関西のファンにも受け入れてもらえなくてあだ名もつけられないし、やっともらえたメンバーカラーを灯すペンライトも見つからなくてそれでもまっすぐ前を見ていた君が、5万の黄色い光を目に焼き付けるように見渡していたんだ。

みんながカイを大好きで、みんながカイの誕生日をお祝いしてた。


あの頃の君に言ったとして、信じてもらえるかな。

いつかこんな日がくるよって教えなくてもここまできた君は、一体どこまで行っちゃうんだろうね。

ねぇ、アメリカでレコーディングした時のメイキングを君は見たかな?

Baby faceさんはすごくカイの声を気に入ってくれてたよね。

昔は自分の声が嫌いだったと言っていたけれど、今のKing & Princeの曲を支えているのは間違いなくカイの声だよ。

少なくとも私は、カイの声が大好きだよ。

 


カイの声が、ダンスが、歌が、好き。

私のカイへの好きは、カイの努力で出来てるんだよ。

カイの頑張ったこと、頑張ってること、全部素敵に見える。

それはカイが素敵な人だからかもしれないね。

 


大好きだよ。

この世の汚れなんて何も知らないような無垢な君の瞳が好きだよ。

君の暖かい笑顔が好きだよ。

誰も傷つけないように話す君の優しい言葉選びが好きだよ。

勇太さんのことを「一緒にいて安心する」って「何かあったら手伝わせてね」って、言ってくれてありがとう。

きっとコンサートの演出、グッズやロゴのデザインのこともたくさん二人で話し合ってくれていたよね。

お兄ちゃん気質が多いメンバーの中でカイが弟としてたくさんのことを受け止めてくれていたと思う。

感謝してもしきれないよ。

神宮寺勇太くんと同じグループでいてくれてありがとう。


君のことも愛せてよかった。

勇太さんが大好きなメンバーのひとりがカイでよかった。

心からそう思うよ。

これからもカイを応援するから。

カイが磨いた、たくさんの才能でたくさんの人を笑顔にしていってね。

 

 

 

 

 

廉へ


いつもKing & Princeをまとめてくれてありがとう。

冷静に周りを見れる廉がグループにいることでいつも救われているよ。

別にジャニーズになりたかったわけじゃない君が、この道を選んだことを思い出すたびに胸が苦しくなるんだ。


ごめんけど正直、初めて見たときの印象を全く覚えていないんだ。

ガッツリ関西の子だったし、交わることはないと思っていた。

でもいつの間にか君は関東のライブや少クラに出演するようになって、わたしは君を意識せざるを得なくなった。

初めて君に強く魅力を感じたのはまいジャニでムラサキをカバーしているのを見たときかもしれない。

あの時から君はすごく魅力的な歌声をしていて、君が歌ういろんな歌を聴いてみたいと思ったんだ。


それと同時に、少し頑固なところがあってカッコ悪いところを絶対見せたくないという強い意思が見え隠れしていたからこんなに頑なだったらいつか折れてしまった時に粉々になってしまうんじゃないかと、勝手に心配もしてしまっていたんだ。

前髪触られてあんなに不機嫌になる人初めてみたんだもん。

外見の美しさの定義はいつか変わってしまうのにそれを自分の魅力の主柱に置いていて大丈夫なんだろうかとか、マジで余計なお世話ではあるんだけれど。

でも君は私が思っているよりもっともっと素直で真面目で負けん気が強かったんだと思う。

ジャニーズあるあるだとは思うんだけれど、君のことを少しばかり顔で判断してしまっていたのかも。

君が、その美しいお顔で集まった人気でいい気になって努力なんてしないんじゃないかって。

今考えれば、君が授かった才能の中で一際輝くものが努力なのにね。

 

ねぇ、廉。

私は君のことを今でもよくわかっていないのかも。

Mr.KINGというジャニーズJr.の中で逸脱した人気だったあのグループにいた君がどれだけの努力を続けていたのか、私には想像もつかない。

私の好きな人は君たちとライバルだったからね、あまり良さを知ろうともしなかったのかも。

あの2人と同じグループで居続けることが君にとってどれだけの試練だったのだろう。

ようやく辿り着いて地元になった関西からもまた離れ、君は一体どれだけの孤独を味わっていたのだろう。

喧騒が隣にあればより静けさが際立ち、強く輝く光が隣にあればより影が濃くなる。

周りに人がいればいるほど、孤独であることが浮き彫りになる。

三等分だった君の苦しみはデビューしてから六等分になっただろうか。


私は、君にどれだけデビューへの熱意があったか知らないんだ。

選択肢としてアイドル以外もきっとあっただろう。

それでも5人と手を取り合ってデビューの道を選んでくれたこと、グループのためにたくさんの経験を積もうとたくさんのことにチャレンジしてくれたこと、この道を進むにあたって君がした全ての努力に感謝してるよ。


私ね、君が仕事のやりがいを聞かれて「俺にしか喜ばせられない人がいる」って答えたとき、すごく感動したんだ。

最初の頃はJr.の仕事よりテストとか勉学を優先していたのに、いつの間にかすっかりアイドルになっていたよね。

猫みたいに警戒心の高い君は、いつから私たちを懐に入れてくれたんだろう。

君がMCの仕切りとか時間とか忘れちゃうぐらい楽しそうに笑っているのをみると安心するんだ。

メンバーとくだらないことで笑い転げているのをみると本当に安心するんだ。

苦しいことも多かっただろうけど、楽しそうにアイドルをやってくれていてよかったって思う。

君は私たちを喜ばすのが上手だけれど、私たちが君を直接喜ばすのはすごく難しいことだから。

君が心の底から楽しいって思える時間を過ごせるメンバーと一緒で本当によかったって思うんだ。


君にとっても、あの5人は大事な大事な5人なんだよね。

ラジオから聞こえた君の涙、今でも思い出して胸が締め付けられるよ。

滅多に泣かないのに泣き出しちゃうと子どもみたいに泣く君の姿が、見えなかったはずなのに目の前で見たぐらい鮮明に思い浮かんでいたんだ。


君は何も悪くないよ。

誰も、何も悪くなかったんだよ。

止められなかったって、謝らないでって思った。

どうしようもないことっていうのは人生の中で少なからず起こる。

人生の濁流に流されている時、もう私たちにはこれ以上沈まないようにできるだけ力を抜いておくことしかできないんだ。

君はきっと、これからも苦しむんだと思う。

自分にしか出来ないことがあるってわかっている君でも、何が正しいのかわからなくなる時があると思う。


でもね、廉。

きっと大丈夫だよ。きっとうまくいくよ。

君が安定した未来を捨てて、全てを託した5人を信じてみようよ。

戻るべきところに、戻るよ。

行きたい場所に、行けるよ。

君がそう望んで、そうなるように努力すれば、叶うよ。

今までもそうしてきたじゃないか。


これからも廉の努力を信じるから、廉の努力を信じてる私たちを信じて欲しい。

今まで通り、前だけ見て、目の前にあるものをひとつずつやっていこうね。

すぐそばに、私たちがいるからね。

ひとりで戦ってるわけじゃないって、いつも知っていて欲しい。

 

 

大好きだよ。

努力を努力とも思っていない純粋な君の瞳が好きだよ。

君の甘い歌声が好きだよ。

口を開けて大声で笑う君の笑顔が好きだよ。

勇太さんのことを「素のはっちゃけてる時が好き」って「テンションがいつも同じで助かる」って、言ってくれてありがとう。

きっとMCのこととかたくさん2人でバランスを取り合ってくれていたよね。

とっ散らかりがちな5人の話は、廉のおかげでまとまっていたよ。

感謝してもしきれないよ。

神宮寺勇太くんと同じグループでいてくれてありがとう。


君のことも愛せてよかった。

勇太さんが大好きなメンバーのひとりが廉でよかった。

心からそう思うよ。

これからも廉を応援するから。

廉にしか幸せに出来ない人たちを幸せにしていってね。

 

 

 

 

 

紫耀さんへ


いつもKing & Princeを引っ張っていってくれてありがとう。

あの平野紫耀がこのグループにいるということだけでいつも救われているよ。

たくさんの悲しみを乗り越えて人を救いたいと思っていた君がアイドルをしてたくさんの人を笑顔にしているのをみると幸せなのに胸が苦しくなるんだ。


君は初めてみた時からすでに平野紫耀として出来上がっていたと思う。

事務所に入ったのが比較的遅いから顔も出来上がっていたし、ダンスも歌も上手だった。

キャラクターも圧倒的で、ジャニーさんとの絆も強い。

明らかにこの人はデビューするんだろうなって感じがバンバンしていた。


それなのに君はそのことに重圧も感じていなければ鼻にかけることもせず、いつも自然体だったよね。

嫉妬するほど圧倒的な存在なのにどうしてそんなに身近にいそうな雰囲気を出せるんだろう。


最初は関西にいたから気にかけることもほとんどなくて、まいジャニで見ていて面白い子だなぁって、そんな印象だった。

でも急に関東のライブや少クラに度々出演するようになって、その時の立ち位置はいつも神宮寺勇太くんより前で、マイクも持っていたりして。

本当になんとも言えない気持ちになったのを覚えているんだ。

ついに、恐れていたこの時が来たかって思った。

私は神宮寺勇太くんより後に入って来て先にデビューするかもしれないこの子を許せるだろうかって。


ねぇ、紫耀さん。

君が神宮寺勇太くんとこんなに仲良くなるなんて微塵も思っていなかったんだ。

気がついたら君たちはすごく仲良くなっていて、お互いを信頼していた。

君が何かを思いついた時に一番に相談する人が神宮寺勇太くんであることがすごく嬉しいし、なんでか私が誇らしいよ。

King & Princeのアクセルである君が、暴走したら止めてくれってブレーキをお願いする人が神宮寺勇太くんであることは信頼の証だと思う。

君の圧倒的な存在に妬み嫉みを持たず尊敬して同じメンバーとして支えてくれる5人が同じグループであったことは君にとってもすごく大きかったんじゃないかな。

でもそれは、君がその才能という力をひけらかしたりせずにずっとまっすぐ大きな夢を見つめていたからだと思うんだ。

警戒心の強い君がいつからメンバーを信頼してくれていたかはわからないけれど、デビューするならこの6人でと思ったことにどれだけの人が救われただろう。

私もそのうちの一人だよ、私の大好きな人を信頼して愛してくれてありがとう。


私ね、あの橋の上で辞めようと思っていた時にアイドルも誰かを救ってるんだよって言われたからデビューしてアイドルを続けてるって教えてくれたこと、すごくよく覚えてるんだ。

誰かを救いたいと強く思っていた君は、一体どのくらいの人を救ったんだろうね。

君が素敵な声で歌うこと、君がメンバーとくだらないことで笑い合ってること、君が私たちを愛してくれていること、それでどれだけの人が救われたんだろう。

君が生きて、King & Princeの平野紫耀としていてくれるだけで、救われた人がいたんだよ。

君はアイドルっぽいことが苦手と言うけれど、人を幸せにすることがアイドルの仕事なら間違いなく、君は天才的なアイドルだよ。


私たちはその幸せを君に返せていたのかな。

いつももらってばかりだったよね、家族のように私たちを愛してくれてありがとう。

私たちのせいでプライベートが窮屈になったり迷惑をかけられたり、嫌な気持ちになったこともたくさんあったと思う。

それなのに、たくさんの愛を伝えてくれてありがとう。

紫耀さんがティアラって私たちの名前を呼んでくれるたびに、なんだかむずがゆい気持ちになっていたんだ。

だって、すごく優しい顔で呼んでくれるんだもん。

愛してるって言われなくても伝わってくる愛だった。

絶対に失いたくないものはメンバーと夢、家族とファンって言ってくれてありがとう。

君の大切なものの中に私たちを入れてくれてありがとう。

コンサートの会場が広くなるたびに、僕たちは遠くなんかなってないよって、テレビを見れば雑誌を開けばいつも僕たちはいるよって、私たちの心をつなげてくれてありがとう。

私たちはほとんどコンサートでしか直接会えないけれど、君がコンサートで好き勝手して楽しそうにしているのを見るだけで嬉しかったんだ。

メンバーが一緒の時だけに見せてくれる紫耀さんの屈託のない笑顔が大好きだよ。

振付師さんに怒られちゃうぐらい、好きに動き回る紫耀さんを見ると幸せだなって思うんだ。

紫耀さんに愛されて、こんな姿を見せてくれるくらい心を許してもらえてるとか、なんて幸せなんだろうって。


だから、紫耀さんには絶対幸せでいて欲しいんだ。

お腹を空かせないこと。

ひとりでご飯を食べないこと。

たくさん寝ること。

ドライブとか好きなことをすること。

できる限り、笑顔でいること。

私も守るから。約束しよう。

 

 

大好きだよ。

ティアラのいる客席を見渡して幸せそうにしている君の瞳が好きだよ。

君の力強いダンスが好きだよ。

信じたことや決めたことを貫き通すその強さが好きだよ。

勇太さんのことを「夜のドライブで見つける自動販売機みたいになんか安心する」って「ただの親友」って、言ってくれてありがとう。

きっとたくさん二人で出かけて、たくさん二人でグループのことを話し合ってくれていたよね。

紫耀さんが導いてくれたこのKing & Princeというグループがこんなにたくさんの人に愛されて、たくさんの人に知ってもらえていたこと、誇らしいよ。

感謝してもしきれないよ。

神宮寺勇太くんと同じグループでいてくれてありがとう。


君のことも愛せてよかった。

勇太さんが大好きなメンバーのひとりが紫耀さんでよかった。

心からそう思うよ。

これからも紫耀さんを応援するから。

今までと同じように紫耀さんにしか救えない人を救ってあげてね。

私たちも次会う時まで死なないから、紫耀さんも死ぬなよ。

元気で過ごさなきゃダメだよ。

 

 

 

 

 

岸くんへ


いつもメンバーを笑顔にしてくれてありがとう。

人から好かれる才能を持った岸くんがリーダーをしてくれていることでいつも救われているよ。

たくさんの何かを犠牲にして岸くんがその場所にいることを思うといつも胸が苦しくなるんだ。


岸くんは私が認識した時にはもうあの世代のJr.のスターだった。

私の大好きな人も、周りの子たちもみんな岸くんの背中をみていた。

ジャニーズに必要なことは全部岸くんが持ってるし知ってるから岸くんを見て動きなさいって振付師さんに教わってたんだよ。

そんなすごいスターなのにいつも謙遜していて、誰よりも努力していた。

申し訳ないけど最初からそんなに歌が上手だったわけじゃないよね。

気がついたらびっくりするぐらい歌が上手くなっていて、気がついたらびっくりするぐらいダンスが上手くなっていた。

いつも一生懸命で、いつも真剣で、いつも全力投球な君はいつ心を休めていたんだろう。

もうどう見たって性格に裏表なんてなくて、心配になるぐらいだった。

いつか悪い人に裏切られたり傷つけられたりするんじゃないかって。


勝利がデビューした時にすごく荒れたって言っていたよね。

正直、私にはあんまり伝わってきていなかったんだ。

あの頃から演技が上手だったのかも、笑顔の岸くんしか思い出せないよ。

ゆっくりゆっくり一歩ずつ確実に段階を踏んできた君にとって、全てをすっ飛ばした勝利という存在はすごく衝撃的だったんだろう。

でも岸くんは、そうやって世間の荒波に揉まれたとしても輝きを失わない強い光だと思う。

どれだけ傷つけられてもその輝きを失ったりしない純粋な光。


ねぇ、岸くん。

ドリボで岸くんが0番だって知ったとき、本当に悔しくて泣いたんだよ。

なんでお前が悔しいんだよって感じだけど、Wゆうたで座長だと思っていた私にとって座長は岸優太ですという発表はあまりに衝撃的だったんだ。

岸くんはいつまでも超えられないスターだって思った。

悔しいと同時に誇らしかった。

私の大好きなグループの岸優太はやっぱりすごいんだって。

実際、真っ直ぐで真っ直ぐすぎるが故に不器用でキラキラと眩しすぎるあのユウタの役は岸くんの方が合っていたと思うし。


勇太さんが「ジャニーさんにYouはずっと岸と一緒だろうから仲良くねって言われた」って言っていたけれど、本当にずっと一緒だったよね。

勇太さんが国民的彼氏というキャラとかフレーズをいじられたときにすぐ「でも本当にかっこよくて〜」って言ってくれることが本当に嬉しかった。

作られたキャラクターなんかじゃなくて、いじるようなエピソードじゃなくて、純粋にカッコいいんですって伝えてくれた。

岸くんって、勇太さんのことすごく好きだよね。伝わっていたよ、ありがとう。


意外とガードが堅い君だけれど、メンバーにはすごく心を許していたよね。

デビューの時に、結婚するようなもんって言っていたことすごくよく覚えてる。

人生のパートナーだと思ってくれていたんだよね。

あの会見の時にティアラが岸くんをリーダーに決めてしまったけれど、重荷じゃなかったかな。

初代リーダーなんて言っていたけれど、岸くんは岸くんらしくグループを引っ張っていたと思うよ。

だって岸くんにしかできないことが多すぎるから。

紫耀さんをあんなに笑わせるのは岸くんしかできないし、廉にあんなにベタベタ触られるぐらい愛情を表現されるのも岸くんだけだし、カイとビジネス不仲とかいいながら毎日ふざけ合うのも岸くんだけだし、勇太さんのことを全肯定してまっすぐ褒めてくれるのも岸くんだけだったんだよ。

確かに、圧倒的なリーダーシップでメンバーをまとめて引っ張っていくようなリーダーではなかったかもしれない。

でも、誰よりも真っ直ぐ前を見て、行きたい場所に一直線に向かってて、時間がかかったとしても着実に進んでいく岸くんの背中をみんなが見ていたんだよ。

岸くんが誰よりも頑張るから、みんな頑張っていたんだよ。


私ね、岸くんが撮影中の教室で、青春ってなんなんでしょうねって言ったこと今でも思い出すんだ。

岸くんにとって、青春ってなんだった?

King & Princeだった?

それって、岸くんが行けなかった文化祭より修学旅行より成人式よりずっとずっと特別で大切な日々だった?

辛くて苦しいこともたくさんあっただろうけど、岸くんにとってキラキラと輝く青春の日々だったらいいな。

少なくとも、私の青春はKing & Princeだったよ。

キラキラとした青春を作ってくれてありがとう。

岸くんの歌声が私に力をくれたし、岸くんのおかげでたくさん笑ったし、岸くんの演技で泣いたこともあった。

私がKing & Princeとの青春を過ごした日々にいつもいてくれた友達は岸くんのことが本当に好きなんだよ。

担タレとはよく言ったもので、本当にその子もまっすぐに岸くんのことが好きなんだよ。

私の大切な友達に幸せをくれてありがとう。

 


もちろん私も君が大好きだよ。

辛いことも幸せなことも全て真っ直ぐに見つめる君の瞳が好きだよ。

君の力強い歌声が好きだよ。

自分の信じたことは誰がなんと言おうとやり通すその姿勢が好きだよ。

勇太さんのことを「男としてカッコいい」って「勉強熱心で尊敬する」って、言ってくれてありがとう。

きっとまだ小さかった時から将来のこととかたくさん二人で話し合ってくれていたよね。

勇太さんがジャニーズを辞めずにデビューできたのはPrinceの三人で話し合ってくれたからだよ。

このグループがみんな仲良しで一度も喧嘩をしなかったのは岸くんがいたからだと思う。

感謝してもしきれないよ。

神宮寺勇太くんと同じグループでいてくれてありがとう。


君のことも愛せてよかった。

勇太さんが大好きなメンバーのひとりが岸くんでよかった。

ずっと一緒にいてくれたもう一人のゆうたが岸くんでよかった。

心からそう思うよ。

これからも岸くんを応援するから。

どれだけ時間がかかってもいいから、岸くんが行きたい場所にみんなで行こうね。

 

 

 

 


勇太さんへ


明日、君の夢がひとつ終わるね。

私はそう思っている。

夢がひとつ終わるからといって君の人生が終わるわけではないし、これから見つける夢だってあるだろう。


でも、それでも、6人で掴んだこの夢は君の人生でも大きな夢だったはずだ。

私にとっても、そうだったんだから。


今日の君は、どんな気持ちだろうか。

君のことだろうから今更くよくよしたりせず、いっそ清々しかったりするのだろうか。

すごいね、また君が何にでもなれる日が来るなんて。


何にでもなっていいよ。

別の事務所で活動しても応援する。

あの事務所は私にとって、君がいることで価値があった事務所だ。

誰よりもジャニーズのアイドルになりたかった君がアイドル以外を選ぶとはあまり思えないけれど、とにかく、本当に、なんにでもなっていいからね。

なんでもやっていいからね。


いつか来ると思っていたこの日がこんなに早くやってくるとは思わなかった。

たぶん、Jr.の時は誰が辞めても君はジャニーズ事務所にいたのだろう。

「ジャニーズでデビューすること」が夢だったから。

でもいつの日か、これ以上King & Princeのメンバーが抜けるのであればジャニーズ事務所をやめても良いと思うようになれたんだね。

そんなグループに、君はいたんだよね。

そう思えるメンバーに出会えただけで、君がKing & Princeであった意味があると思うよ。


ドン底だったと話したあの18歳の頃より、君は今、奥深く底のない場所にいるんだろうか。

光の届かない場所にいるんだろうか。

出来れば、その暗闇の中で、少しでも、君自身の姿が見えるくらいでもいいから、ささやかな光になりたいよ。

私は今も、今までも、君が好きだよ。

君だけでできてる私だけの魔法を信じるよ。

君はいつまでもガラス玉にはならない宝石なんだ。

暗闇すぎて君には君自身の姿がみえなかったとしても私には君の光がみえるよ。


あの日の真夜中、脱退発表のFC動画を見たとき、君はどうして脱退側にいるんだろうって謎で謎で仕方なくて、1回目に見た時は紫耀さんと岸くんの言葉が全く聞こえなかった。

あの時ばかりは君が何を考えているのか本当に1ミリもわからなくて。


いやいやいや、おかしいだろ。

だって、誰よりもジャニーズに憧れて、ジャニーズとしてデビューすることに一番重きをおいていた人じゃないか、君は。

デビューすることがゴールじゃないって、言っていたじゃないか。

まだ、5周年も迎えていないし、5大ドームツアーだってしてないし、あの時はミリオンだって達成していなかったし、まだ何もかも、全てが、夢の途中だったじゃないか。

君が話し出す前が一番泣きそうだったよ。

でもね。

君が話し出して、理由が聞けたとき、あまりにも神宮寺勇太らしい理由で笑っちゃったんだ。

君は最後の最後まで信頼に値する人間だったんだ。

君の言葉に嘘はないと思えた。言えないことはたくさんあるとしても、言ったことに嘘はないと思えたんだ。


それが、全てだと思う。

私が神宮寺勇太くんを好きである全てだったと思う。


私は君を信じるよ。

君の判断を信じるよ。

今はこの判断が正解だったかどうかはわからない。でも君は自分が選んだ道を正解にできる人だと思う。

私たちも、一緒に歩んでいくよ。

そこまでの道のりが暗ければ道を照らす光になりたいし、1人で不安なら手を繋いで歩きたい。

転んでも大丈夫だから。

君の行きたい場所に一緒に行きたいよ。


私のこの26年間の人生の中で、君に出会えたことは幸運だと思う。

夢の見方、夢の叶え方を教えてくれてありがとう。

私は、人生の半分くらい、君が好きで。

多分きっと、これからも君が好きだ。

いつかこの気持ちに終わりがくるかもしれないと思って10年以上経った。

君がどんな選択をしても、もう嫌いになんてなれないよ。

そばにいたいとか、そんなことは願わないからただ見守らせて欲しい。

君がいつも幸せであって欲しいんだ。

 


大好きだよ。

何があっても光を失わない君の瞳が好きだよ。

君の優しい歌声が好きだよ。

俺が楽しければみんな楽しいっていつも笑顔でいてくれる君が好きだよ。

感謝してもしきれないよ。

入所してから12年、ずっとアイドルの姿を見せてくれてありがとう。

君を愛せてよかった。

勇太さんが大好きなメンバーとデビューできてよかった。

心からそう思うよ。

これからも勇太さんを応援するから。

何があっても、絶対に手を離さないって今ここに誓うよ。

 

 

 

 

 

そして、King & Princeを大好きなティアラへ


私たち、よく頑張ったよね。

たくさん彼らを愛してこれたと思う。

これからもその日々は続く。

もしかしたら会えない日々になるかもしれないけれど、会えないっていうだけで嫌いになったりできない。


私たちの名前がティアラじゃなくなったとしても、また会えるよね。

みんなに会うこともコンサートに行く楽しみだったんだよ。

一緒に青春の日々を駆け抜けられて本当によかった。


これからもみんなで、大好きな人たちに目一杯愛を伝えていこうね。

 

 

 

 


あぁ、ここまで書き終わってしまった。

終わるんだね、これで。


明日で私の青春は終わる。

でもこれからも人生は続く。

これからも、辛くてしんどくて悲しい時が何度もある。

そんな時に背中を押してくれるのは、間違いなくKing & Princeと過ごしたこの青春だよ。

King & Princeが歌った歌が、King & Princeが見せてくれた景色が、King & Princeが出会わせてくれた友達が、King & Princeが私にくれた思い出全部が私に力をくれると思う。

終わるからって、私の青春が全部消えるわけじゃない。

宝箱にいれて、たまに眺めたりしてずっと大切にしていくんだ。


私たちのこれからが本当に楽しみだよ。

この谷を超えた後、どんな未来が待っているかな。

5人ないしは6人なら、なんだって出来るよ。

ここを乗り越えた私たちに怖いものなんてないよ。

 


King & Prince5周年おめでとう。

いつまでも変わることのない6人と私たちの絆がありますように。